前川ファームの
こだわり

農薬の代わりにお酢を散布

農薬の代わりに高松市にある神崎屋さんの「吉の酢」を使用しています。
1789年の創業以来、愛され続ける「吉の酢」は、杉の大樽の中でじっくりと発酵・熟成された昔ながらの米酢です。お酢は、お米の旨味と甘みを向上させる水溶性アミノ酸を豊富に含んでおり、pHを安定させて稲の病気や害虫を抑制することができます。
わたしたちは、 生産から食卓に並ぶまで香川県産を目指しています!

手間をかけるほど
美味しいお米ができあがる

「米」という字は、「八」と「十」と「八」に分解され「八十八」と読むことができています。
諸説ありますが、昔からお米を作るには八十八もの手間がかかると言われていたそうです!
実際に、お米が出来上がるまでには田んぼや苗の準備に加えて、田植え後も草刈りをしたり、害虫を駆除したりと多くの手間がかかります。
前川ファームでは、そのような手間を怠ることなくお米一粒一粒に愛情をこめて育てています。

お米を第一に考える

疎植(そしょく)栽培法 といって通常の田植えよりも株間の間隔をあけることによって、風が通りやすく稲にストレスを与えることなくしています。日当たりがよくなるため、雑草が多くなって手間が増えたり、収穫量も限られたりしますが、より美味しいお米を届けるためにこの栽培法を選んでいます。

堆肥まで地元にこだわる

通常のお米だけでなく、飼料米も生産しており香川県内の家畜向けに出荷しています。
そして、その家畜から排出された堆肥を田んぼに撒くことによって、循環型農業を行っています。
それによって環境保全や、地域への貢献にも力を入れています。

循環型農業 Sustainable Adriculture - お米を豚が食べる→豚が肥料を作る→堆肥がお米を育てる→お米を豚が食べる

最新型ドローン

わたしたちは、最先端技術の導入も積極的に行っています!
農薬の代わりにお酢の散布をドローンで行うために、講習に合格して、農業ドローン技能認定証明証と飛行許可証を取得しました。
空中を移動し、そのまま次の田んぼへ連続して散布できるため、作業時間を大幅に短縮できます。
いままで、暑い炎天下で機械を背負って3~4人で行っていた作業が、運転士とドローン確認者の合計2名で散布が可能になりました。

全自動水位システム

これまでの水管理では、何キロも離れた田んぼまで何度も足を運んで、水位をチェックしていたためとても大変でした。
しかし、水田ファーモ の導入によっていつでもどこでもスマホで水位がわかります。
高松市では、初の試みということで農林水産課の方々も視察に来られました!

農機自動操舵システム

田植え機に乗って曲がらずに進みながら、ちゃんと苗が植えられているかどうかを確認する作業はとても神経を使います。
そこで、FJDダイナミクス社の田植え機直進アシストを導入しました。
これは、トラクターや田植え機などの農業機械に後付け型自動操舵システムで、直進時のハンドル操作が不要になり、作業者の疲労が大幅に軽減できるようになりました!